もりよしのあどばーたいずめんとだいありー

主に、本の感想や旅行に関することを投稿します。

森田佳希史最終章

どうも、もりよしです。

略してどうもりよし。(相変わらずセンスないなぁ)


前回、ラストスパートとか言っておきながら殊の外ブログ書いてて一人で盛り上がってしまったので今回に至りました。今回で森田佳希史は完結させる予定です。ていうか、させます。絶対に終わらせます。


前回までで、もりよしの大学生活までの歴史を語ってきました。確か前回にグループを脱退して、またカムバックしたというところまでお話ししました。では、続きを語っていきましょう。


グループにカムバックしてからは、もうみんなに迷惑はかけられないという思いと今まで以上に自分が心の底から楽しめることを考え、それを踏まえた上で、将来自分はどんな職業につきたいのかを定めたいという思いが相まって、日常生活の全てにおいて、真剣に取り組むようになります。(まぁ、のちにまたもりよしは大大大失敗を犯すんですがね。ちゃんちゃん)とりあえず、自分は興味分野を広げたいと思ったんです。自分が先生になりたいと思った要因の一つとしては、先生という職業が学生にとって身近な職業だったからという理由が確実にあると思います。身近すぎるが故に、自分の将来の夢が先生というものに偏ってしまったいたのです。まぁ、これは別に悪いことではないと思いますが。でも、自分は明らかに先生という存在のインパクトの強さで、他の職業を全く見据えないで大学生になってしまったのです。こういうことは、別に僕だけじゃなく、他の人にも当てはまるのではないでしょうか。少し話が逸れてしまったので、本題に戻りましょう。自分は興味分野を広げるために、色んな人に話を聞いたり、インターネットや本から情報を得たり、とにかく自分の興味アンテナがビビビッと少しでも反応したものにはあれこれと手を出した記憶があります。一時期、ワインにハマって図書館に行きワインの歴史という本を読んだり、ワインセラーでバイトでもしようかと考えていた時もありました。なぜワインに興味を持ったのかですって?なんかオシャレ感が半端ないからにきまってるじゃあーりませんか。このほかになにか理由がありましょうか、いや、ないよね....


いや、他にもありました。僕フランスの文化や歴史にも興味があったんですよ。(今も多少ありますが)フランスといえば、ボジョレヌーボーになぞられるようにワインのイメージが強いですよね。この影響もあって自分はワインに興味を持ったんです。なぜ、フランスに興味を持ったのかって?それは、オシャレ感が半端ないからにきまってるじゃあーりませんか。(デジャブ)


話を逸らさせてください。フランスめちゃくちゃ行きたいんですよ。なぜ行きたいかって?それは、オシャレ....割愛)ルーブル美術館とかシャンゼリゼ通りとか色々巡りたいんです。これは完全な思い込みだとはおもうのですが、フランスには何か独特の雰囲気というか世界観を感じるんです。なんでだろう。言葉一つとってもなんか趣を感じちゃうんですよね。ボンジュールってかっこよくないですか?いや、どこらへんがカッコいいのか教えてと言われれば、それまでなんですが。


まぁ、話を戻します。とにかく興味の範囲を広げることに重きを置いて生活していました。だから、講義は全授業真面目に聞いていたつもりです。どこに自分の興味アンテナが電波を感じ取るかは皆目がつかないので、先生の雑談であろうが、暴言であろうが、ロバのように耳をすませて聞いていました。あと、この時期から「なぜこれはこうなのか」という思考をするようになりました。今になってようやくわかりましたが、この「なぜの精神」は本当に大切だと思います。なぜ?は学問の始まりであり、創造の始まりだと感じています。もっと早くこの思想にたどり着きたかったとつくづく思います。例えば、「なぜ人は、挨拶をするのか」大学に入るまでの僕はそんなことなど考えたことはナッシングトゥーマッチでした。答えはおそらく、その人と話をしたいから人は挨拶をするのだと思います。いわば、挨拶はコミュニケーションの潤滑油みたいなものだと。このように考えると、毎日は物凄く面白いものになります。自分はこの「なぜ思考」を始めてから、隙間時間や暇な時間が面白いものになりました。電車の中でも、街の風景を見ながら、なぜこの辺りは畑が並んでいるのだろうとか。なぜあんなところに銅像を建てているのだろうとか考えていると結構楽しいもんです。みなさんもよかったらぜひこの思考で生活してみてください。


この思考のいいところは、自分で考える癖が身につくということです。何も、答えを出す必要はありません。考えることに意味があると思います。パスカルが言ってるように「人間は考える葦」なんです。この思考から自分は受け身状態を少しずつ改善し、主体性を鍛えていきました。そうこうしているうちに、自分の夢が見つかってきたんです。それは、学芸員になることです。なぜなりたいと思ったのかというと、昔から好きだった歴史と、大学に入ってから興味を持った日本の地域文化の知識を合わせて、それを博物館で紹介できるなんてこんな面白いことはないと思ったからです。この夢は今も継続して願っています。(また誰かに「よしきはなんで学芸員になりたいの?」と言われて黙り込むこともありうるかもしれませんね。その時はまたブログに書くので、その文章を見て思いっきり笑っていただければ光栄です)


そんなこれまで偉そうに語ってきた僕ですが、学芸員になるという夢を見つけた後にまた大失敗を犯します。率直にいえば、リーダーという役割になり、みんなをまとめるという立場に立ったにもかかわらず、サークル運営はグダグダ、イベントの準備はグダグダでとにかくサークルメンバーに多大なるご迷惑をおかけすることになったのです。(元生徒会長でしょ?何やってんの?など罵りたい人は罵声をあげても構いません。)


ここでまたグループのみんなから信用を失うことになります。波瀾万丈とはこのことです。僕、しくじり先生でれますね。てか、ふつうに大学中にやりたい。冊子作って「では、次のページ」とか言いながら。


具体的にどんな失敗をしたのか。はい、期日までに出さなければならないものを出さなかったんです。(罵りたい人はどうぞご自由に。

例)みんなで声を合わせて、せーの、もりよしダメ人間!人間失格!)

もうね。情けないどころじゃなかったっすよ。何してんだ自分。で、また落ち込んじゃうんですよね。こんな時間が無駄オブ無駄であるというのに。ここで、「自分は仕事ができない、要領が良くない」という残酷な事実を実感します。そこから、器用に仕事をこなせるような人間になりたいと思うようになります。てか、今もそうです。まだまだ自分は高倉健並みに不器用な人間です。この失敗から自分はメモを取ることが習慣になりました。大事だと思ったこと、近日中にやらなければいけないこと、予定などは決まり次第メモに書くようにしてます。これによって、自分のタスクが明確になり、タスクの処理能力も上がった気がします。(※あくまで個人の感想です。)そんなメモが今なら何と三冊セットでしかも、それに万年筆をつけてお値段が!!なんていう冗談は一旦横に置いときます。


リーダーって難しいですよね。いまさら、言うまでもなく。なんか、色んな仕事をこなせて、困っているメンバーがいたら助けてあげたり、色んな人のやる気をつけさせたりとやることは多いんでしょ?って僕もリーダーとしてやってた時思ってました。でも、多分違うんですよね。リーダーは、どっしりしていればそれでいいんです。何も仕事ができなくてもいい。ただ、ブレないところはブレずにしっかりと仕事を分担する。そして、感謝の気持ちを忘れない。この3つができればいいと思うんですよ。自分は器用じゃないくせに、あれこれ一人で抱え込んでビックミステイクをしてしまいましたが。


こう見ると、失敗した時は本当に苦しいんですけど、今振り返ってみると本当にいい経験をしたと思います。やっぱり人間は経験したもんがちだと思います。だからこそ、自分は真面目なことからバカなことまで一生懸命というか楽しくできればと思い、生活しています。これまで長々と偉そうに文章を書いてきましたが、自分はまだまだ凡人で経験不足の人間です。これからもどんどん壁にぶつかって、落ち込んで、成長してという循環を続けていきたいです。これで一応森田佳希史の幕を降ろさせていただきます。こんなしょうもない話を最後まで読んでいただいたみなさんがいらっしゃるならば多大なる感謝の意をこめて、締めの言葉とさせていただきます。ありがとうございました。そして、これからもよろしくお願いします。